【環 境】日販 ローソン店頭で古着を回収しリユース・リサイクル 返品物流を活用

日本出版販売(以下 日販)は、日販グループを挙げて推進するESGの取り組みの一環として、返品物流を活用した古着のリサイクル事業の実証実験を、2022年12月より都内のローソン店舗で開始する。

今回の実証実験では、ローソンが同年11月にオープンした「グリーンローソン※」にて、不要となった洋服の回収BOXを設置し、集まった洋服をローソン店舗に配送される商品の返品物流に乗せて回収する。回収した洋服は状態・アイテム・素材・色ごとに分類され、良質なものは「中古衣料」として海外へ出荷、リユースが難しいものは、軍手や工業用ウエスの原材料としてリサイクルされる。

日販は、出版業界特有の返品物流を活かしたリサイクル事業の可能性を模索しており、一方ローソンも環境に配慮した店舗を出店するなど、サステナビリティ推進への両社の思いが合致して、このたびの実証実験を行う運びとなった。両社は、コンビニエンスストアという人々の生活に身近で日常的な場をハブとして、リサイクルの動線を実装することで、誰もが参画しやすいSDGsの流れを作ることができると考えている。


※ 食品ロス削減やプラスチック削減といった環境負荷軽減の取り組みに加え、様々な制約にとらわれず活躍できる社会の実現と、利用者に対して新しい便利を目指した「アバター接客」など、サステナブルな取り組みを集約させたローソン店舗のこと


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