【物 流】JR貨物 2022年10月分輸送動向

JR貨物は2022年10月分の輸送動向を発表した。

コンテナは半導体不足の緩和や海外からの部品調達難が解消されつつあることから、自動車部品で37.8%増、家電・情報機器で15.7%増となり、一部の品目では前年を上回り、全体ではほぼ前年並みとなった。一方で食料工業品は、10月に行われた飲料等の値上げの影響を受け3.9%減となったほか、紙・パルプは、紙需要減に伴う生産減により低調となった。さらに農産品・青果物は、奥羽線不通の災害影響を受け、野菜類の減送や米の需要減になった結果2.5%減と前年を下回った。車扱は、石油が新型コロナウイルス感染症の影響緩和によりガソリンを中心に前年を上回った。

コンテナ全体では前年比99.4%、車扱全体では前年比101.1%、コンテナ・車扱の合計では、前年比99.9%という結果になった。


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