【物 流】JR貨物 2022年9月度 輸送動向

JR貨物は2022年9月度の輸送動向を同年10月12日に発表した。

輸送概況として、コンテナではほぼ前年並みとなり、新型コロナウイルス感染症に伴う需要低迷に加えて、前線停滞による各地区大雨に伴う奥羽線の不通や台風による災害影響を受けたものの、前年の山陽線等が不通となっていた反動等が要因とされる。自動車部品は、半導体不足および海外からの部品調達困難が緩和傾向にあり増送となった。積合せ貨物は、2021年10月からのブロックトレイン運転開始等により前年を上回った。食料工業品は10月からのビール等の値上げ前の駆け込み需要により好調であった。

一方で紙・パルプは、紙需要減に伴う生産減により低調となったほか、農産品・青果物は、奥羽線不通等の災害影響や米の需要減により前年を下回った。コンテナ全体では前年比 100.3%、車扱全体では前年比 100.4%となった。コンテナ・車扱の合計では、前年比 100.4%となった。


・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です