【物 流】国交省 大型車の冬用タイヤ・チェーンの注意事項に関する周知協力を依頼

国土交通省は全日本トラック協会に対して、大型車の冬用タイヤ・チェーンの注意事項に関するチラシ・パンフレットの周知の協力を依頼した。

2020年末以降の大雪によって関越道や北陸道等で多くの大型車両が立ち往生し、大量の車両が路上に滞留した。2021年1月には関係団体から構成される勉強会を設置して、立ち往生の原因や防止策について分析・検討を進めており、大型車の運送事業者や使用者を対象にして冬用タイヤやチェーンの注意事項に関して、チラシやパンフレットを用いて周知を行ってきた。2022年も冬に向けて例年同様にチラシ・パンフレットを配布することとなった。

積雪・凍結道路では、必ず適切な冬用タイヤを装着する必要がある。交通渋滞等を引き起こした運送事業者には監査が入り、講じた措置が不十分だとみなされると処分の対象となる。また、低速ギアでゆっくり発進してタイヤを空転させない・急坂道では登り終わるまで低速ギアを使用する・カーブに入る前に減速するなど、運転上の注意点も把握するよう呼びかけている。


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