【物 流】岡山でパンの貨客混載輸送 集荷から販売までの実証実験

JR西日本岡山支社、総社商工会議所、ジェイアールサービスネット岡山の3者は、地域共生および地域産業の振興の取組として、岡山県総社市から岡山市まで列車でパンを輸送し、岡山駅構内店舗で販売するという貨客混載輸送の実証実験を行っており、2022年9月21日に店舗からの集荷から販売に至るまでの実証を実施した。

総社市は2022年2月からパンの製造出荷額が岡山県下第1位となっており、総社市内で製造されたパンを伯備線普通列車で輸送し、岡山駅新幹線改札横「おみやげ街道せとうちCUBE」で販売する。対象となるのは『パンわーるど総社』に参加している3店舗で、参加店舗の様々なパンを、平日昼間の岡山駅で購入することができる。

実証実験では店舗からの集荷や配送をヤマト運輸が対応し、集荷から販売までのオペレーションの確認や、駅構内および列車内における荷物配送の安全性の検証のほか、駅ナカでのパン販売に関するマーケティング調査等が行われた。今後、検証結果を踏まえ、定期的な販売が行われる予定となっている。


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