【物 流】東レエンジD AI技術を活用した物流管理システムを開発

東レエンジニアリングDソリューションズ(以下 東レエンジD)は、AI技術により出荷から配送までを効率化する物流管理システム「TONOPSロジスティックス」を開発し、2022年9月より販売を開始する。

同製品はAI技術を活用した業務自動化や効率化をワンストップで行える。出荷や配送などの工程ごとにシステムへの情報入力が発生したり、重複する入力作業が発生するといった課題を解消する。また誤出荷防止に向けた内容物確認には、一般的にバーコードやRFIDが活用されているが、商品形状の制限や添付コストなどの課題があり、これに対してAI画像処理技術を用いて、多様な形状の品目の品名や数量を外観のみで短時間にチェックすることができる。そのほか、倉庫内での出荷作業や配送時の走行ルートにおいても、AI技術を活用して効率的な手順・ルートの作成を自動で行うことができ、配送ルート作成では、車両のサイズ、到着時間の範囲などの条件を追加することで、それらを考慮した最適な配送ルートを短時間で編成することができる。

東レエンジD は関連製品として生産計画システムと生産工程、品質管理用システムを展開しており、今回の物流管理システムとの連携により、生産計画から生産工程・品質管理に加え、製品の出荷・配送に至るトータルソリューションを可能とする。


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