【物 流】国交省 2022年5月トラック輸送情報

国土交通省は2022年5月度のトラック輸送情報を2022年7月29日に発表した。

特別積合せ貨物の輸送量は、5,103千トン(前月実績5,728千トン、前月比89.1%、前年同月実績4,976千トン、前年同月比102.6%)、平均稼働日数は21.8日(前月比1.9日減、前年同月比0.1日増)、稼働日一日あたりの輸送量は、234千トンであった。

宅配便について、取り扱い個数は380,692千個(前月実績387,559千個、前月比98.2%、前年同月実績375,965千個、前年同月比101.3%)となった。

品目別の輸送状況について、前月と比較すると多くの品目で貨物減となっており、「日用品」は商社・問屋や、倉庫から出る貨物で減少した。そのほか、景気の影響による貨物減が「金属製品」「機械」「日用品」でみられた。

地域別では、前月と比べて「東北」「関東地方」「北陸信越」「中部地方」「近畿地方」「中国」「九州」といった多くの地域で貨物減となった。

一般貨物の輸送量については、前月比97.0%、前年同月比99.2%だった。

全国的に対前月比を割るなか北海道では、対前月比118.2%と大幅に輸送量は増加しており、景気の影響による貨物増が「セメント」であり、また「砂利・砂・石材」の輸送量が増加したと回答が事業者よりよせられた。


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