【アジア】ダイハツ工業 マレーシアでBセグメント小型車発売

ダイハツ工業のマレーシア現地合弁会社プロドゥアは、Bセグメントの国民車、「ALZA(アルザ)」を約13年ぶりにフルモデルチェンジし、2022年7月に発売した。

「ALZA」はスタイリッシュなデザインと、コンパクトなボディーながら広い室内空間、多様なアレンジが可能な3列シートなどが特長の7人乗りコンパクトMPV(※)であり、2009年の初代モデル発売以来、ファミリー層を中心に広く評価されている。

今回のフルモデルチェンジでは、2021年11月にインドネシアで発売した「XENIA(セニア)」と共通となるDNGA Bセグメント用プラットフォームを採用し、ゆとりある広くて使いやすい室内空間をさらに進化させた。またD−CVTを搭載し、燃費性能を向上させながら、快適な走行性能を実現した。さらにインテリア・エクステリアデザインはマレーシア独自のスポーティなスタイルに仕上げるとともに、使い勝手の良さも向上させながら、国民車に相応しい価格設定した。安全性能については、自動車事故を未然に防止する衝突回避支援システム「スマートアシスト(現地名:Advanced Safety Assist)」を導入し、安全・安心への要望に応える。

プロドゥアは1993年にダイハツ工業との協業により創業した、小型車を中心としたマレーシア第二の国民車メーカーであり、2006年から2021年まで16年連続でマレーシア国内販売シェアトップを獲得している。


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