【知　識】食品メーカー５社　食物アレルギーに関する「副読本」の無料配布を全国拡大

食物アレルギー配慮商品を持つ食品メーカー５社（オタフクソース、ケンミン食品、永谷園、日本ハム、ハウス食品　※五十音順）は、副読本（※１）『知ろう！学ぼう！食物アレルギー〜みんなでいっしょにおいしく食べよう〜』の案内・配布を２０２２年７月より全国の４７都道府県に拡大した。

この副読本は２０２１年５月に８万部発行し５４０校に無料配布された。２年目となる２０２２年５月から部数を１０万部に増やし、１６の都道府県（※２）にある小学校を中心に案内・配布を開始し、好評だったため対象を全国に拡大した。

５社は『食物アレルギーの有無にかかわらず、みんなで食事をおいしく楽しめる社会の実現』に貢献することを活動理念とし、食物アレルギー配慮商品の普及やレシピの協同開発、啓発活動に取り組んでいる。この協同の取り組みを「プロジェクトＡ」と名付け２０１８年から活動している。

副読本は、子どものうちから食物アレルギーへの関心を持ってもらうことを目的に製作された。より多くの小学生の知る機会に繋がるよう、２０２２年から小学校に加え教育委員会へも案内を広げている。申込みのあった小学校・教育委員会には、順次希望数を無料で配布していく。

※１　副読本

小学校・中学校などの授業で使用される、文部科学省による検定に合格した「教科用図書（教科書）」を補完する図書。もしくは教科書がない教科の教科書の代わりとして使用される図書

※２　北海道、宮城県、千葉県、埼玉県、東京都、神奈川県、新潟県、静岡県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、岡山県、広島県、福岡県、熊本県

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