【物　流】トランコム　自動配車計画作成システムを開発・導入

トランコムはシマントと協業して、配車業務の効率化、積載率の向上を目的とした配車計画自動作成システム「Ｂｒｉｄｇｅ（ブリッジ）」を開発、導入した。

配車業務で担当者は、膨大な荷物量に対して過去の経験をもとに配車を行っており、配車担当者の熟練、経験が必要不可欠であった。また複数拠点からの出荷最適化には非常に複雑な作業が行われ、配車業務に関わる人員と業務時間は増え続けていた。今回開発された「Ｂｒｉｄｇｅ」は、受注データから在庫の所在を確認し、幹線から支線までの一連の流れの中で半自動配車を実現している。

システムの主な特徴として、複数のマスタやフォーマットデータの一元化や、複数・膨大な組み合わせの中から最適な配車パターンの自動かつ高速での算出が挙げられる。

また拠点・在庫量・積載率・出荷日などの複数の条件を踏まえた最適な配車計画の作成を可能としている。そのほか、当日の配送状況や荷主からの変更要請にも柔軟に対応できるように、配車計画を自由に修正できる半自動機能を搭載している。

幹線・支線・巡回の複数種類の配車計画に対応しており、一連の流れを考慮した配車計画を作成できる。

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