【知 識】共同印刷とCOEO ダイバーシティ推進支援プログラムの開発に着手

共同印刷とCOEOは協業し、企業のダイバーシティ推進を支援する育休取得者向け教育プログラムの開発に着手した。

共同印刷は、教育・趣味分野における講師キャスティング・プラットフォーム「Waccas(ワッカス)」を趣味なびとの協業で構築し、教育機会の提供や教育コンテンツ開発の強化を進めています。今回のCOEOとの協業により、育休取得者を支援するプログラムの提供をめざす。

政府は2003年に「2020年までに社会の指導的地位に占める女性の割合を30%程度にする」という目標を設定し、2016年に「女性活躍推進法」が施行されたものの、実現時期は「2020年代の可能な限り早期に」と先送りされている。目標が設定された当初は女性が産休・育休から復帰することが課題だったが、それ以降社会は大きく変化し、現在は復帰後の長期的な活躍を考えるフェーズへと移行しつつある。政府目標以外にも、SDGs、ESG投資、改訂コーポレートガバナンス・コードなど、さまざまな側面から女性を含むダイバーシティ推進が社会全体の課題となっている。

共同印刷ではアンケートやインタビューなどの多くの調査を通じて働く人の本音に向き合った結果、多くの育休取得者にとってキャリア形成に重要な期間と育児期間が重なっている点に着目した。育休&共働きコミュニティ「ikumado」を運営するCOEOとの協業により、育児と仕事の両立に関するリアルな課題に寄り添った、復職とその後のキャリア形成を支援する育休取得者向けのプログラムの開発に着手した。共同印刷独自の講師ネットワークを活用することで、講師陣の専門知識と子育て経験を組み合わせた特色あるプログラムを提供する。


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