【アジア】ユーグレナ バングラデシュでユーグレナ入りふりかけの販売開始

ユーグレナは、バングラディッシュのeuglena GG(以下 グラミンユーグレナ)とBombay Sweet s(以下 ボンベイ)と共に、石垣島ユーグレナ入りの栄養豊富なふりかけ「Rice Bondhu(ライス ボンドゥ ※1)」」をシンガポールのN.P. Foodsの全面的な協力により共同開発し、バングラデシュで販売を開始した。

今回販売を開始したふりかけは、将来的に1日100万人に販売することを目標としている。ユーグレナが目指す、事業成長が社会問題の解決に直結する持続可能なビジネスモデルを導入することで、バングラデシュ国内における栄養問題解決のスピードアップとスケールアップを目指す。

ユーグレナは創業社長の出雲が、学生時代にバングラデシュで目の当たりにした栄養問題を解決したいという想いからスタートした。その第1歩として、2014年からバングラデシュの子どもたちに59種類の豊富な栄養素を持つユーグレナが入ったクッキーを配布する「ユーグレナGENKIプログラム(以下 GENKIプログラム)」を開始し、今では1日1万人の子どもたちへユーグレナ入りクッキーを届けている。

GENKIプログラムを通じたクッキー配布数は2022年5月末で1,300万食を突破していますが、GENKIプログラムはユーグレナグループやパートナー企業の商品売上に応じた寄付金により運営しているため、規模や拡大スピードに限界があった。今回販売を開始したふりかけは、GENKIプログラムからの発展形として、社会問題の解決と収益化による持続可能性を両立させたソーシャルビジネスを目指している。バングラデシュは世界で最もコメの消費量が多く、炭水化物以外の栄養素不足が社会問題の1つとなっている。栄養豊富なユーグレナを摂取できるふりかけを、バングラデシュ国民が日常的に食しているコメと一緒に食するという食文化が広がっていけば、栄養問題の直接的な解決につながる。ふりかけの販売を通じて、ユーグレナがもつ豊富な栄養を子どもから大人まで幅広く届けることで、バングラデシュにおける栄養問題解決のスピードアップとスケールアップを目指す。

商品名「Rice Bondhu (ライス ボンドゥ)」は、現地の言葉で「ごはんの友」という意味で、現地の人が好むビリヤニ味(※2)のふりかけが、毎日の新しいごはんの友となり、美味しく食べながら栄養問題が解決するよう願いをこめて名前を付けられた。


※1 Bondhu(ボンドゥ)

バングラデシュの公用語ベンガル語で「友達」の意

※2 ビリヤニ

スパイスとお肉の炊き込みご飯のような料理で、バングラデシュやインドなどその周辺国で広く親しまれている


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