【流 通】ロッテ 浦和工場見学施設をリニューアルし「ロッテ おかしの学校」開校

ロッテは浦和工場の見学施設をリニューアルし、食の楽しさ、作る楽しさを発信する学びの場「ロッテ おかしの学校」として2022年5月16日にオープンする。

「ロッテ おかしの学校」は、単なる見学のみで終わらない「学び」をコンセプトに施設のデザイン・コンテンツ開発を目指した。工場内の製造設備を間近で閲覧するだけでなく、映像やデジタル技術を活用した空間全体を通じて、おかしの楽しさと、製造の工夫について学ぶことができる。見学日の工場の稼働状況に応じ、パイの実コース・ガーナチョコレートコースの2コースのいずれかを当日のお楽しみとして体験できる。

一方で、工場見学はロッテの工場に赴く必要があり、特に遠方からの来場が難しい場合もある。より手軽に体験できるツールとして、オンラインで完結できるプログラム「おかしの学校 リモートチョコレートセミナー(ガーナチョコレート編)」を企画開発した。このセミナーでは、身近な食べ物であるチョコレートがどんな原料からどのように作られているかなど、原料であるカカオの収穫からチョコレートの製造までの一連のプロセスをオンラインで手軽に学ぶことができる。

現代社会は環境や人権など様々な課題に直面しており、ロッテが社会と共に持続的に成長し続けるために、事業活動を通じて取り組むべきマテリアリティ(重要課題)として5つのテーマを設定した。その1つである「食と健康」のテーマにおいては、正しい食に関する知識や理解を深める食育活動に取り組んでおり、同社は食育体験者数(※)の達成目標(23年:10万人 28年:15万人以上)を設定した。さらに食育活動を充実させるべく工場見学施設の刷新を図り、体験を通した楽しい学びができる場所となることを目指し、「おかしの学校」を開校した。


※ ロッテが取り組む、工場見学・小学校への出張授業・教材提供・各種セミナーの体験者数の単年合計


・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です