【環 境】ヤマトホールディングス 温室効果ガス排出実質ゼロに向け削減目標を具体化
ヤマトグループは「YAMATO NEXT100」で掲げた2つのビジョン達成に向け、各重要課題(マテリアリティ)に対する具体的な行動内容と、2023年までの到達目標を定めた包括的な中期計画「ヤマトグループ サステナブル中期計画2023【環境・社会】」を推進している。計画初年度となる2021年度は、エコな自動車の導入、再生可能資源や再生材の利用など計画達成に向け着実に進捗した。
一方で、気候変動の問題は、世界経済フォーラム「グローバルリスク報告書」でも最上位のリスクとされ、企業にも適切な対応が望まれており現状を踏まえ、責任ある企業として長期目標達成に向けた中期的な温室効果ガス排出量の具体的な削減目標を明確にすべきと考え、2030年の削減目標と、その達成に向けた主要施策を以下の通り策定した。
1.EV20,000台の導入
2.太陽光発電設備810件の導入
3.2030年までにドライアイスの使用量ゼロの運用を構築
4.再生可能エネルギー由来電力の使用率を全体の70%まで向上
今後、市場成長にあわせ環境投資を適切に行っていくと同時に、新たなエコシステムの構築に向けた実証実験を進めるほか、今後も自社に限らずパートナーとも連携した取り組みを実施することにより、顧客や地域のニーズを満たし、社会の発展を支えられる企業へ進化するため、一層のサステナブル経営の強化に取り組む。
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