【物 流】東急バス 路線バスを活用した貨客混載事業を本格稼働

東急バスは2022(令和4)年4月1日より、路線バスを活用して乗客と一緒に荷物を輸送する貨客混載事業を本格稼働した。

サービス開始に先立ち、2021(令和4)年12月16日から2022(令和4)年3月31日までの間、東急バス路線沿線にあるパン製造販売を行うプロローグと連携して、製造したパンを販売店舗の近くの駅まで輸送する実証実験を実施した。その結果、コロナ化で利用が減少している路線バスの新たな収入源となったほか、店舗側においても輸送に伴う人員・時間の節減に加え、製品輸送中の事故等のリスク低減に繋がるなど双方に利点が見られた。そのため、地域経済の活性化にも貢献できると考えられることから、今回、更なる事業拡大を見据え、同内容によるサービスを本格稼働することとなった。

東急バスは今後も、引き続き貨客混載事業の本格化に取り組み、新たな収入源の確保により路線バスの生産性向上を図るとともに、総交通量削減による二酸化炭素排出量削減を目指し、サステナブルな美しい社会づくりに貢献していく。


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