【環 境】三菱重工エンジニアリング 稼働中のセメントプラントでCO2回収実証試験

三菱重工エンジニアリング(以下 MHIENG)はトクヤマと、セメントプラント向けCO2回収実証試験に関する覚書(MOU)を締結した。稼働中のセメントプラントにおける実証試験はMHIENGにとって初の試みで、期間は2022年6月から9ヵ月間を予定している。

実証試験ではトクヤマが山口県周南市で稼働中の既設セメントプラントにおいて、MHIENG独自のCO2回収技術を活用し排ガスからのCO2回収を行う。試験を通して長期連続運転の信頼性評価を行うとともに、回収した不純物などのデータを分析し、セメントプラントにおける最適なCO2回収技術の適用性を検証する。実用化に向けた分析や評価を行うことで、セメント分野でのCO2回収ビジネスが早期に実現可能となり、この分野における脱炭素化に向けた課題解決に寄与する。


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