【物 流】ドコマップジャパン 車両情報連携サービスの一般向け提供開始

ドコマップジャパンは同社の動態管理システムDoCoMAPと日野自動車のコネクティッドトラック、三菱ふそうトラック・バスの「Truckonnect(トラックコネクト)」、「BusConnect(バスコネクト)」との車両情報連携サービスの名称を「docomap Vehicle(ドコマップビークル)」として、2022年4月より一般向けに提供を開始する。

今回の連携では日野自動車と三菱ふそうトラック・バスのテレマティクスサービスを使用し、車両位置情報と車速データをドコマップジャパンの動態管理システムDoCoMAPと連携することで車両位置情報管理をはじめとするリアルタイムでの車両動態管理機能の利用が可能となる。車両稼働率の改善や空車回送率の低減にも繋がるため、現在高騰している原油高でのコスト削減はもちろん、SDGsの取り組みにも繋げることができる。提供価格はベーシックプランの月額1180円(税別)~となっている。

ドコマップジャパンは設立時より、少子高齢化への対応や労働環境改善といった運送形態に対する課題を解決するために動態管理システムの開発に取り組んできた。従来版ではシステムの導入時に車両にGPS端末等デバイスを追加する必要があったが、今回のデータ連携では新たなデバイスを追加する必要なく、安価で高機能な動態管理ソリューションの手軽な導入を実現した。同社はエンドユーザーに対する負担を軽減しながら、IoT機器の導入が進んでいない運送業界へ貢献していきたいとしている。


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