【流　通】三菱電機　ポスドク対象の「共創型　リサーチアソシエイト採用制度」新設

三菱電機は研究機関の研究者として活躍を目指す博士研究員（ポストドクター）を対象に、同社研究所の研究員と協働して研究開発に取り組む「共創型　リサーチアソシエイト採用制度」を２０２２年４月１日に新設する。採用期間は最長３年間を予定している。

この制度により、ポストドクターの専門性を活かした民間企業での就業と研究開発を経験する機会を提供することで、ポストドクターのキャリアパス形成を支援するとともに、同社研究員との共創を通した相互研鑽を目指す。

三菱電機はこれまで、大学などの研究機関と共同研究を行い、研究者や学生らと先進的な研究開発に取り組んできた。これらの研究機関と企業の連携の中で、ポストドクターが研究の幅をさらに広げていくにあたって企業でのキャリア形成のニーズがある。

今回、新たな取り組みとして新設した「共創型　リサーチアソシエイト採用制度」は、ポストドクターが専門性を活かして自主的に研究を進められる他、事業を通じて社会課題を解決する研究開発に取り組む経験を積むことができる。

同社はポストドクターが産業界の抱える課題や企業の考え方に触れ、研究の幅をより広げることで、研究業績向上を支援し、研究者のキャリアパス形成に貢献し、将来的には、日本の研究開発力向上を目指す。

・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です