【知 識】日立製作所と蘭・IMT 鉄道貨物輸送を向上させるソリューション提供

日立製作所の鉄道システム事業におけるグループ会社である日立レールと、蘭・インターモーダルテレマティクス(Intermodal Telematics 以下 IMT)は、独占的な長期パートナーシップに合意し、IMTの革新的なモニタリングサービスを日立製作所の貨物輸送向けデジタルサービスに追加する。

このパートナーシップにより、日立製作所は世界中の鉄道貨物会社に、効率と安全性を向上させるモニタリングをリアルタイムに行うソリューションを提案することができるようになる。 オランダの独立系ソリューションプロバイダーであるIMTは、貨車やコンテナ向けのデジタルモニタリングセンサーや、テレマティクスソリューションを開発してきた。

このセンサーにより車両の正確な位置、積載状況、ドアやハッチの開閉状況、貨物の温度や気圧、台車及び輪軸の状態を確認することができる。またセンサーで取得したデータは太陽光で動作するGPSデバイスを介してクラウドに送られ、列車と貨物の状態をリアルタイムで監視し、潜在的な問題を鉄道事業者に警告する。今回のパートナーシップにより、AI分析を活用して世界中の貨物輸送の効率と安全性を向上することが可能になる。 


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