【物 流】JR貨物 2021年12月度 輸送動向
JR貨物は2021年12月度の輸送動向を発表した。
輸送概況として、コンテナ全体では前年比99.3%となり、新型コロナウイルス感染症に伴う需要低迷から緩やかな回復傾向が見られた。積合せ貨物は、21年3月と10月からのブロックトレイン運転開始等により前年を上回ったほか、紙・パルプは同1月の洋紙値上げ前の駆け込み需要等により増送となった。一方でエコ関連物資は建設発生土の輸送が7月半ばに終了したため前年を下回る結果となった。また自動車部品は引き続き前年を下回っているが、半導体不足や東南アジアからの部品調達困難の緩和により自動車各社の生産調整は解消に向かっており、回復が期待される。
車扱は前年比101.0%となっており、石油価格の上昇や灯油価格が停滞気味であった一方で、セメント・石灰石等は前年を上回っている。 コンテナ、車扱の合計では、前年比99.9%となった。
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