【物 流】カネカ 潜熱蓄熱材による-60℃以下の定温輸送実現
カネカは融点-70℃の潜熱蓄熱材「カネカ潜熱蓄熱材 PATTHERMO CV-70」と定温輸送パッケージTACPack Premium」を組み合わせ、ドライアイスを使用せず、-60℃以下の定温輸送を実現した。 物流業界では-60℃以下の輸送において、ドライアイスを使用する事が主流となっている。
一方で、カーボンニュートラルの観点からドライアイスの代替製品のニーズが高まっており、ドライアイスは取り扱い作業者の安全管理および航空法による積載量制限、そして夏場を中心に需要が高まり品薄になる課題を抱えている。
カネカが開発した潜熱蓄熱材はドライアイスと異なり、繰り返し使用可能であるため、夏場の需要に対応でき、輸送コストの削減にも繋がる。定温輸送パッケージは、厳格な温度管理が求められる為、冷凍温度帯での輸送が必要な再生医療やバイオ医療品の拡大により、更に重要性が高まっている為、ドライアイスの代替製品として提案を強めていく。
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