【アジア】積水化学 中国・上海に合わせガラス用中間膜のデザインセンター開設
積水化学工業(以下 積水化学)の高機能プラスチックスカンパニーは、上海にデザインセンターを開設した。現地法人の積水中間膜(蘇州)が運営する。同センターは、積水化学グループが長年培ってきた合わせガラス用中間膜の技術を体感できるデモカーや、中国市場の先進的なデザイントレンドと中間膜技術を融合させたデザインガラスの展示を通して、次世代モビリティの新たなユーザー体験を提案する。
中国の自動車市場では電動化やスマート化の進展に伴い、車両の性能だけでなくユーザー体験やデザイン性の重要性が高まっている。特にCMF(※)デザインはブランド価値や商品差別化の重要な要素として注目されており、自動車メーカー各社は、より高度なデザインの提案を求めている。
デザインセンターは、中国を代表するCMFデザインコンサルティング企業であるShanghai Techic Creative Design(以下 TECHIC)と協業する。積水中間膜(蘇州)はTECHICとの連携を通じて、中国市場で進化するCMFトレンドを取り入れながら、ガラスを単なる機能部材ではなく、デザイン要素として活用する新しい提案活動を強化していく。
デザインセンターは、単なる展示や提案に留まらず、自動車メーカーとの共創を前提としたデザインシミュレーション・サンプル制作による開発支援機能を有する。デザイン性の重要性が高まる中国市場では、電動化・スマート化の進展により車両デザインの差別化要素としてガラスへの期待が高まっており、特に、ルーフガラス、サイドガラス、ディスプレイ関連ガラスなどにおいては、透明性と意匠性やブランド表現を両立するデザインニーズが顕在化している。このニーズに応え、センターでは積水化学グループの合わせガラス用中間膜の技術を活用する。
デザインセンターは2026年秋を目途に、積水化学グループのモビリティ関連製品の展示拡充を予定している。自動車メーカー、サプライヤー、メディア関係者に向けて、次世代モビリティ向け材料、快適性向上ソリューション、サステナビリティ関連技術、車室空間価値向上ソリューションに関する展示を順次拡大し、お客様との技術交流・共創の場としてさらに発展させていく。
積水化学グループはデザインセンターの他に、3つの地域(日本・欧州・米国)で、合わせガラス用中間膜の研究センターを運営しており、高機能化やデザイン性向上、用途拡大のための技術展開、新製品の企画・開発の強化を推進。モビリティ市場における新たな価値提供に貢献する。
※ CMF
製品の見た目や手触り、印象を決める大切な要素であるColor(色),Material(素材),Finish(仕上げ)を指す
製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です
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