【物 流】サンワサプライとSGシステム AI荷下ろしロボットの導入拡大
サンワサプライとSGシステムは2026年5月、サンワサプライ西日本物流センターにおいて、AI搭載のコンテナ向け荷降ろしロボット「RockyOne」の運用を開始した。これは2025年のサンワサプライ東日本物流センターでの実稼働に続くもので、先行運用を通じて得られた知見を基に、ロボット本体の性能および運用面の両面で改善を図り、より実用性の高い倉庫運用の自動化を実現する。
近年、夏場の酷暑が常態化する中、熱中症は社会全体で対策が求められる深刻な課題となっている。物流現場におけるコンテナからの荷降ろし作業では、夏場にはコンテナ内の温度が50~60度に達することもあり、作業者は極めて危険な環境下での作業を強いられてきた。重量物の取り扱いによる身体的負担や、高所作業に伴う落下・転倒のリスクもあり、労働力不足が進む中、労働環境の改善が喫緊の課題となっている。
こうした背景のもと、2025年にサンワサプライ東日本物流センターで導入したAI搭載の荷降ろしロボット「RockyOne」は、安定した自動荷降ろしを実現した。これにより、コンテナ内での作業者をゼロにするとともに、従来の約半分の人員での荷降ろし作業を可能にしている。
サンワサプライは、SGシステムと連携しながら導入後も現場での改善を重ね、さらなる省人化と生産性向上を推進してきた。その取り組みの成果として、西日本物流センターへの展開に至った。
両社は今後も実運用で得られる知見を生かしながら、物流現場におけるさらなる労働環境の改善と生産性向上に取り組む。
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