【環 境】⼤同特殊鋼 電気加熱式ラジアントチューブヒーター開発 CO2削減
大同特殊鋼は、熱処理炉のカーボンニュートラルに貢献する加熱装置として、電気をエネルギー源としたラジアントチューブヒーター「D2-ERTH(ディーアース)」を開発し、2026年8月から販売を開始する。
D2-ERTHは、加熱装置にラジアントチューブバーナー(※1)を使用している熱処理炉全般に適用可能で、設備の大幅な改造をすることなく、現在使用しているバーナーを取り外してD2-ERTHに入れ替えることで電化を実現することができる。
また熱処理炉自体から発生するCO2を大幅に減らすことができるため、スコープ1(※2)削減に大きく寄与することに加え、CO2フリー電力を組み合わせて使用することでスコープ2(※3)の増加を抑制することが可能となる。
大同特殊鋼はこの技術を通じて、サプライチェーンにおけるカーボンニュートラルの更なる推進に貢献していく。
*1 ラジアントチューブバーナー
大同特殊鋼のSTC炉(線材コイル、各種冷間鍛造品など多品種小ロット製品の多様な熱処理を可能にした設備)のような雰囲気熱処理炉に多用される加熱装置。チューブ内の燃焼によりチューブ表面を熱し、その輻射熱を利用して間接的に被熱物を加熱する。直火による直接的な加熱方式と比べ、バーナーの燃焼排ガスを炉内へ排気せず、精度よく雰囲気ガス成分の制御が可能なため、被熱物の表面特性を高品位に熱処理することができる
*2 スコープ1
企業や組織が直接排出する温室効果ガスの量
*3 スコープ2
企業や組織が他社から購入した電気・熱などを使用することで、間接的に排出される温室効果ガスの量
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