【物 流】イトーキ 保管運用のニーズに対応した自動倉庫を発売
イトーキは、自動仕分システム「SAS(Systema Streamer)」シリーズの新機種として、収納効率を約40%向上させた「SAS-R2」と「SAS-NR」を2026年4月より追加発売した。今回の新機種追加により、SASシリーズはSAS-R(高速入出庫型)、SAS-RⅢ(荷幅種類対応の幅可変型)、SAS-R2(アーム高さをコンパクト化した高収納型)、SAS-NR(昇降機能を搭載した高収納型)といったバリエーション展開で、より柔軟に顧客への提案が可能となった。
「SAS-R2」はピッキングアームの高さをコンパクト化したことで、梁下6mの建屋では収納段数を従来の最大14段から20段へ拡大し、限られた空間での保管能力を高めた。一方「SAS-NR」は、ドーリー(水平走行台車)に昇降機能を搭載した。同じく収納効率を約40%向上させつつ、必要な入出庫処理能力に合わせたドーリー台数の最適化でイニシャルコスト低減に貢献できる。
物流業界では、人手不足や「物流2024年問題」を背景に、物流センターの処理能力向上や省人化、自動化へのニーズが高まっている。即日配送や多品種小ロット出荷への対応など、物流拠点には高速な入出庫処理と効率的な保管運用の両立が求められている。くわえて、昨今のサプライチェーンの不安定化などを背景に、企業が一定量の安全在庫を持つ傾向も強まり、効率的な保管運用と入出庫処理能力の最適化に関心が高まっている。
イトーキはこれまで取り扱う商品の種類、入出庫ならびに保管量、建物条件、運用方法など顧客に合わせた個別設計による物流システムを提案してきた。今回の追加機種は、多様な物流現場の要件により一層応えるため、これまでのSASシリーズの高速処理性能を活かしながら収納効率と入出庫処理能力の最適化を追求した。
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