【物 流】トラスコ中山 新潟県三条市でHC東日本物流センターの竣工式を実施

トラスコ中山は、2026年8月稼働予定の「HC東日本物流センター」(新潟県三条市)の竣工式を実施した。2026年5月に稼働予定の「プラネット愛知」(愛知県北名古屋市)に続く30か所目の物流センターとなる。

新潟県三条市にある既存のホームセンタールート向け物流センター「HC東日本物流センター」は、ホームセンターへの売上拡大に伴い、在庫保管能力や出荷能力が最大値に達しつつあり、より効率的な作業環境を構築するとともに、ホームセンターをはじめ、より多くの顧客のニーズに応えるために移転を決定した。

移転後はホームセンタールート向けの納品体制をさらに強化し、ホームセンターからの「ストアブランド商品の在庫化」や「店舗ごとに仕分けて納品してほしい」といった要望に対し、より柔軟かつ効率的に対応できるよう、物流保管能力および出荷体制を強化する。

またHC東日本物流センターは、海外メーカー商品のストックの役割も担う。トラスコ中山は現在、タイ、アメリカ、ドイツ、台湾と香港の5つの国と地域に仕入先拠点を設け、海外一流メーカー商品の取扱い拡充を進めている。同センターを日本海側の陸揚げ拠点として位置づけるとともに、まとまった数量で輸入する海外仕入れ商品を集約保管し、全国の物流拠点への在庫補充機能を担うことで、海外輸入商品の在庫管理体制のさらなる強化を図る。

なお既存の「HC東日本物流センター」は、名称を「プラネット新潟」に変更し、新潟エリアにおける物流サービスの向上に向けて機能を強化する。これまで新潟支店および新潟北支店の在庫は、群馬県伊勢崎市の「プラネット北関東」から供給していたが、今後は「プラネット新潟」からの供給体制へと移行する。これにより、ユーザーにより近い場所で必要な商品を保有し、「最速」「最短」「最良」の納品の実現を目指す。

HC東日本物流センターは敷地面積2万6300平方メートル、延床面積4万8338平方メートルの規模で、免震構造や消雪設備を備える。多層階構造により保管効率を高めるとともに、降雪地域に対応した安定稼働を確保する設計となっている。

ホームセンター向け流通はSKU増加と小口多頻度化が進み、物流拠点の機能高度化が競争力を左右する。在庫分散から需要地近接型への転換と、輸入品の集約管理を組み合わせ、国内外をつなぐハブ機能の強化を図る。


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