【物 流】大和ハウス工業 静岡県袋井市にマルチテナント型物流施設を着工

大和ハウス工業は静岡県袋井市で、マルチテナント型物流施設「DPL静岡袋井」を、2026年3月23日に着工した。延床面積8002平方メートルの2階建てで、2027年1月の完成を予定する。

同社は静岡県において、「DPL新富士」、「DPL新富士Ⅱ」、「DPL掛川」、「DPL掛川B」のほか、BTS型物流施設など計15棟、総延床面積約44.3万m2となる物流施設の開発を手掛けている。今回着工した「DPL静岡袋井」は、東京都心部と大阪中心部のほぼ中間に位置しているため、両エリアを結ぶ中継物流拠点として高いポテンシャルを有する。また東名高速道路と新東名高速道路のインターチェンジへのアクセスも容易なため、渋滞などでも代替ルートを確保しやすい。関東・中部・関西の3大経済圏を結ぶ位置関係にあり、渋滞時の代替ルート確保も含めた輸送安定性の確保が意図されている。

「DPL静岡袋井」は雨や風などの天候の影響を受けずに荷物の積み降ろしができるよう、屋内トラックバースとシャッターを設置する。また施設内のスペースを最大限に確保できるよう、垂直搬送機を設置するなど、テナント企業の作業効率向上を実現した。

環境面では、太陽光発電システムを設置し、建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)において、5つ星の取得とNearly ZEB以上の基準の達成を目指すなど、環境負荷の低減に配慮されている。

大和ハウス工業は今後も、荷主に対してBTS型・マルチテナント型の物流施設を積極的に提案する。中継拠点としての立地優位性を背景に、広域配送と在庫配置の最適化を図る需要の取り込みを狙う。


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