【知 識】東急建設と東京農工大学大学院農学研究院 スマート林業実証で産学連携

東急建設と東京農工大学大学院農学研究院は、2026年4月から産学連携による共同研究等を推進するためスマート林業の実証における産学連携協定を締結した。

東急建設は2025年6月よりスマート林業の実証として、高機能重機を用いた集約型間伐施業を行うことによる山林放棄や土砂災害等の課題解決に取り組んでいる。さらに植林・育成・伐採など林業の川上から川下にあたる木材利用まで垂直統合を実現することにより、単なる効率化にとどまらない継続的な林業経営体制の構築とノウハウ取得や、森林空間活用による新たな事業を創造し、森林サイクル維持とサステナブルな林業の実現を目指している。

東京農工大学大学院農学研究院は、地球環境の持続可能性と農・食・環境・生命に関する社会的課題解決に貢献できる人材育成とともに、最先端の農学研究と実践的な教育に取り組んでいる。また最新のAIや情報通信技術を取り入れるとともに、動物病院や圃場、演習林など多様なフィールドを保有し、実践的な学びの場を提供している。

2026年度から協定のもとで「スマート林業の実証」、「持続可能な森林サイクルの確立」に関する共同研究等の産学連携活動を推進する。森林の利活用に関する研究開発や人材育成などについて連携しながら取り組むことで、企業の研究開発業務の強化と大学の学術研究活動の活性化を図る。

東急建設は2030年を到達年度とする長期経営計画における戦略の軸として3つの提供価値(「脱炭素」、「廃棄物ゼロ」、「防災・減災」)を掲げ、事業を通じた気候変動課題の解決、脱炭素社会の実現に取り組んでいる。

東京農工大学は産学官連携を強みとしており、新技術の創出、研究成果の社会実装、起業支援・スタートアップ育成等に特に力を入れている。気候変動や食料安全保障、生物多様性の保全など多くの課題に直面している現代社会において、農学は、その解決に向けた科学的アプローチを提供することが可能な分野であり、東京農工大学大学院農学研究院では、社会の発展に貢献できる教育研究活動を展開している。

東急建設と東京農工大学大学院農学研究院は、持続可能な社会の実現に向けて産学連携を推進し、社会課題の解決に取り組んでいく。



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