【アジア】明電舎 シンガポール工科大学に教育訓練用鉄道電力システム機器を提供
明電舎のシンガポール現地法人Meiden Singapore(以下 MSL)は、同国のLand Transport Authority(陸上交通庁 以下 LTA)と協力し、シンガポール工科大学(Singapore Institute of Technology 以下SIT)に、教育・訓練用の鉄道電力システム機器を提供した。
この機器はLTA、SITと共同でキャンパス内に設置する「パワーシステムラボ」で、SITの学生や鉄道事業に従事する若い技術者の訓練に活用される。受講者が各種機器の役割や電力システム、運用への理解を深めることで、拡大を続けるシンガポールの鉄道分野における技術人財育成に貢献する。
明電舎とMSLは、1980年代の地下鉄開業当初よりLTA向けに鉄道用電力設備を供給しており、その後の設備更新を通じ、シンガポールの鉄道インフラの発展に貢献してきた。
シンガポールでは長期公共交通戦略に基づき鉄道網が拡大を続け、変電所、き電システム、保護システムを専門とするエンジニアへの需要が高まっている。「パワーシステムラボ」は長年にわたるMSLとLTAの関係を基盤に、MSLのシンガポール鉄道インフラへの貢献が工学教育や人財育成、応用研究の連携へと拡大したもので、実在の鉄道電力システムを再現した実践的な学習環境を提供することで、これらのニーズに応える。
パワーシステムラボは、実際の鉄道ネットワークで使用される実際の交流・直流配電設備、保護装置、試験システムを設置した本格的なトレーニング施設で、仮想空間内で変電所の運用をシミュレートできるVRシステムも導入し、受講生は実環境では再現が困難であったり、安全上の問題があったりする運用シナリオを体験できる。SITの学生に加え、LTAや産業界のパートナーといった専門家が利用することも想定している。
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