【環 境】東洋紡 100%植物原料由来のPEF樹脂使用の二軸延伸フィルムを開発

東洋紡は業界で初めて(※1)、100%植物原料由来のポリエチレンフラノエート(PEF)樹脂を使用した二軸延伸フィルムを開発し、2026年6月よりサンプル提供を開始する。

PEFフィルムは100%バイオマス由来でありながら、石油由来のポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムよりも優れた約1.6倍の剛性(※2)と、酸素に対する約10倍のガスバリア性(※3)を実現した。これにより電子デバイス向けなどの工業用途において部品の信頼性の向上や高性能化に貢献する。

PEFはPETと類似した分子構造と特性を持つ。PETが石油由来のテレフタル酸とエチレングリコールを原料とするのに対し、PEFは100%植物由来のフランジカルボン酸とエチレングリコールを原料として製造されるため、カーボンニュートラルに貢献するサステナブルな素材として注目されている。

またPEFは高い環境性能だけでなく、剛性やガスバリア性などに優れることから、フィルム製品を含む幅広い用途での活用が期待されている。

※1 2026年4月14日時点、フィルム業界として初(東洋紡調べ)

※2 剛性(腰の強さ)とは、材料に力が加わった際の変形しにくさを示す性質のこと

※3 ガスバリア性とは、酸素、水蒸気(湿気)、二酸化炭素、香気成分などの気体分子を、通過させない(遮断する)性質のこと


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