【物 流】プロロジス 大阪府豊中市にBTS型物流施設を竣工
プロロジスは2026年3月25日、大阪府豊中市で「プロロジスパーク豊中」の竣工式を行った。同施設はヤマト運輸のBTS型物流施設(特定企業専用施設)として開発された。
プロロジスパーク豊中の開発地にはヤマト運輸の事業所が立地していたが、老朽化に伴い、機能更新が必要となっていた。ヤマト運輸のニーズに応じてプロロジスが再開発を行い、ヤマト運輸にリースバックする。ヤマト運輸は、豊中市の集配を担当するラストマイル拠点として利用する。
開発地は大阪国際空港(伊丹空港)からわずか約1kmの地点に位置し、阪神高速道路「豊中IC」から約7分、「大阪空港IC」から約6分の地点に位置する。豊中市内全域に約20分で到達できるほか、大阪・兵庫の主要地域へのアクセス利便性に優れた希少な立地だ。また、周辺地域には住宅地が広がり、雇用確保にも優れている。
約4,500m2の敷地に、地上4階建て、延床面積約11,800m2のヤマト運輸のBTS型物流施設として開発された。ラストマイル配送拠点として利用されることから、多数の小型配送車両が施設内に同時着車するため、スロープで各階へアクセス可能な仕様となっている。
1階事務所エリアには、荷物の発送や受取が可能な受付を整備した。来客動線と分けられた1階倉庫は、大型車両での作業を想定し、ドックレベラー2基を備えた高床式バースでスムーズな荷下ろし・積み込みをサポートする。2階から4階倉庫は、低床になっており、倉庫内への小型配送車両の全面乗り入れが可能である。また、多数のEV(電気自動車)に対応するため、予定では各階には合計約80台分のEVチャージャーが整備される。屋上には68台分の従業員用の駐車場を備えている。
建物計画にあたっては、近隣に配慮し、窓や換気口を必要最小限にし、さらにスロープを完全に屋内化することで、車両の走行音や内部の作業音が漏れにくい計画とした。
プロロジスはGHG(温室効果ガス)削減のための社内ガイドラインを設けており、施設開発にあたっても環境配慮型の資材である電炉材や高炉セメントB種を採用している。約770tのGHGを削減し、環境負荷軽減に取り組む。
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