【流 通】NEC 知的財産業務の効率化と高度化を支援する知財DX事業を開始

NECは、蓄積された知的財産業務のノウハウと最先端AI技術を駆使し、知的財産に関する戦略立案・創造・保護・活用など、幅広い知的財産業務のDXを推進し、企業の知的財産部門における業務効率化および高度化を支援する「知財DX事業」を開始する。

第一弾として、NEC独自のAIを活用したSaaS型の業務効率化ツールとコンサルティングサービスの提供を2026年4月から開始する。今後、国内外の特許事務所とパートナー連携を進め、より幅広い顧客に対して最適なツールおよびサービスを提供する。

近年、企業の競争力強化には知的財産が重要な役割を果たしており、M&Aや協業の意思決定でもその価値が大きく影響している。加えて、知財ポートフォリオの戦略的な評価・管理、そして事業・技術戦略の実現に向けた知的財産の活用が企業価値向上に密接に関係している。

このような状況を背景に、多くの企業の知的財産部門では変革が進められている。膨大な情報を迅速に整理し、的確な判断が求められる一方で、専門知識を持つ知的財産人材の不足や、業務が特定の担当者に依存していることから、組織全体の生産性向上が困難となるなど、様々な課題を抱えている。

効率化や高度化への取り組みとしてAIの活用が進む一方、知的財産業務には技術や法律に関する高度な専門知識が求められるため、汎用的な生成AIでは技術内容の正確な理解や法的判断が十分に行えず、期待される効果が得られていない。さらに知的財産業務に特化したAIの導入を検討する際には、各企業が個別に開発投資するためのリソース不足も課題となっている。

これらの課題解決に向けて、NECは知的財産業務のDXを推進し、知的財産部門の業務効率化および高度化を支援する新たな事業を開始する。

NECは、研究開発・新事業開発・知的財産部門が一体となり、知的財産の戦略立案・創造・保護・活用に関する豊富な経験と知見を積み重ねてきた。日本有数の保有特許数(43,000件 ※1)をはじめ、AI領域での特許優位性構築や知的財産の収益化、知的財産を活かした新規事業創出など、多くの実績を有している。これらの取り組みを通じて蓄積されたノウハウに加え、独自のAI技術や専門的なコンサルティング、クライアントゼロ(※2)の考えに基づいて最先端の社内DXを推進する中で得られた成果を融合させることで、知財DXの事業化が実現した。この事業は知的財産部門における定型業務の効率化と、知的財産に関する知見を活用した新規事業創出やデータを用いた知的財産評価・管理など企業価値向上に向けた業務の高度化に貢献する。


※1 NECグループ全体における2025年3⽉時点での件数

※2 クライアントゼロ

NEC⾃⾝をゼロ番⽬のクライアントとして最先端のテクノロジーを実践することで、「活きた」経験をリファレンスとして顧客や社会に提供する考え⽅


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