【アジア】センコーグループ シンガポールの青果物の輸入卸売企業をグループ化
センコーグループホールディングス(以下 センコーグループ)は、シンガポールを拠点に世界各国から青果物の輸入・卸売などを行うトータルフレッシュの株式60%を取得し、グループ化した。
センコーグループはシンガポールで、2017年にスカイリフ、2022年にエアプランナーズ、2024年にInfologをグループに迎え、フォワーディング事業や海外での物流ソフトウェアの開発・販売などの拡大に取り組んでいる。
トータルフレッシュは世界30カ国に150社以上の仕入れネットワークを有し、メロンやアボカドなど高利益率の高級青果物を安定的に調達できる。シンガポールを代表する高級ホテルや大手飲食チェーン店をはじめとしたハイエンドなサービス業者へ青果物を供給しており、その信頼と実績により、新規参入が困難な青果卸市場で同業他社をリードするポジションを維持している。
センコーグループは、トータルフレッシュのグループ加入により同社のサプライヤーネットワークを活用した青果物の販路拡大が可能となるほか、海外マーケットも視野に入れた青果輸送を本格的に始動していく。
またスカイリフトやエアプランナーズとの協業を通じて、ラストワンマイル物流に取り組み、コールドチェーンネットワークの拡大を目指す。さらにトータルフレッシュとグループの機能を融合させることで、商流と物流を一体化した輸送を実現し、シンガポールでの事業のさらなる拡大につなげていく。
・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です
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