【流 通】KPMGコンサルティング 国際輸送のレジリエンス強化支援サービスを提供

KPMGコンサルティングは、経済安全保障や地政学リスクの影響など、国際輸送を取り巻く環境が一層複雑化するなか、国際輸送体制のレジリエンス強化に向けて、"途切れない国際輸送"を支える柔軟な体制とオペレーションの構築を支援するサービスの提供を開始した。

近年、国際輸送は地域紛争や大国間の対立、保護主義の台頭や資源価格の変動、自然災害等といった、複合的なリスクに直面している。日本の国際輸送は海上輸送が大半を担っており、さまざまな国・地域に跨るエリアを長期間かけて移動するため、経済安全保障や地政学に起因するリスクのほか、気候変動による影響なども受けている。またこれらの影響に伴う代替ルートへの貨物・船舶集中による混雑や遅延などの二次的な障害も発生している。

KPMGコンサルティングはこうした国際輸送が抱える不確実性への対応力を高めるため、貿易関連業務の標準化を起点に、リスクの洗い出しと影響分析から、代替ルートの実証輸送、輸送ルート分散化、継続的な改善までを網羅した8つのステップで段階的に取組みを支援する。これにより企業は平時から複数ルートを併用することで、有事にも対応可能なBCP(事業継続計画)体制を整備でき、国際輸送のレジリエンスを継続的に高めることができるようになる。


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