【知 識】NTTDKK グリーン水素等の国際サプライチェーン調査で東京都と協定
NTTデータ経営研究所(NTTDKK)は、海外グリーン水素等の国際サプライチェーン構築に向けた国際調査や課題検討等を実施する事業者として採択され、東京都と協定を締結した。同社の海外とのネットワークを活用し、海外のグリーン水素等国際サプライチェーンの状況を調査・整理、供給余力の推計等を実施し、ネクストアクションプランの提案等を行う。
2050年の日本におけるカーボンニュートラルの実現と脱炭素社会の構築に向けて水素の利活用が不可欠となっていることから、水素社会推進法に基づく事業者支援など政府・中央省庁による取り組みが加速している。東京都はエネルギーの安定供給の確保や脱炭素化に向けた取組として、都内における水素エネルギーの需要拡大・早期社会実装化を目指している。
海外グリーン水素等の国際サプライチェーン構築に向けた国際調査や課題検討等を実施する事業者について、令和7(2025)年7月31日から同年8月27日まで行われた公募の結果、国際調査コースにおいてNTTデータ経営研究所が採択された。国際調査では、海外のグリーン水素等製造プロジェクトの規模・進捗の整理、海外水素製造プロジェクトに参加可能性のある水素関連技術を持つ都内中小企業等の抽出等を実施する。
調査事業では、まず海外のグリーン水素等輸出拠点を調査し。その後、調査結果の整理検討や比較整理、イベント等での情報発信を行う流れで実施する。それらを踏まえ、「サプライチェーン、調達スキーム等の整理」及び「都内中小企業の海外水素PJへの参画マッチング」を検討する。
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