【知 識】竹中工務店 ドイツ・ネメチェクグループと建設DXで連携
竹中工務店は、AEC/O分野(※)のソフトウェアソリューションを提供するドイツのNEMETSCHEK GROUP(ネメチェクグループ)と包括的な連携に関する覚書(Memorandum of Understanding,MOU)を締結した。
連携により、竹中工務店が推進する「建設デジタルプラットフォーム」のデータ基盤構築を強化する。データ基盤強化に際しては、建築プロジェクトの計画・設計・施工・運用の全工程において、AI技術を活用することで意思決定プロセスの迅速化やプロジェクトにおけるさらなる検討時間の削減、顧客へのより多くの選択肢の提案などを実現し、品質向上と生産性向上を目指すソリューションの開発・実装を共同で進める。
竹中工務店は2021年12月に「建設デジタルプラットフォーム」構想を発表し、建設分野におけるデジタル変革の取り組みを進めている。一方、ネメチェクグループは、AEC/O業界向けソフトウェアソリューションのグローバルリーダーとして、BIM、CAD、プロジェクト管理などの分野で先進的な技術を提供し続けている。
今回の連携により、竹中工務店が培ってきた計画、設計、施工から運用までの一貫した実践的なノウハウと、ネメチェクグループの先進的なデジタル技術を融合させることで、より効率的で革新的なソリューションの開発を目指す。
※ AEC/O分野
Architecture:建築、Engineering:エンジニアリング、Construction:建設、Operation:運用
・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です
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