【知 識】テックタッチと東京科学大学 次世代AIエージェントの共同研究を開始
テックタッチは、東京科学大学船越研究室と連携し、業務システム上の操作を人に代わって遂行できる次世代AIエージェントの共同研究を開始した。大規模言語モデル(LLM)依存型アプローチの課題を克服し、非定型業務にも対応可能な""RPA2.0""(自律型AIエージェント)の実現を目指し、テックタッチが提供するDAP技術の更なる進化に繋げることを企図している。
DXの進展に伴い、多くの企業で業務効率化を目的とした自動化技術への期待が高まっている。これまで自動化の中心を担ってきたのはRPA(Robotic Process Automation)だが、主に定型的な繰り返し作業に限られ、状況判断を伴う非定型業務には対応が難しいという課題があった。
近年、大規模言語モデル(LLM)の登場によって、こうした非定型の業務の自動化、すなわちAIエージェントによる「RPA2.0」への道が開かれつつある。しかし現在主流であるクラウドベースの巨大LLMを活用したアプローチには、セキュリティリスク やコストとパフォーマンス、ドメイン適合性の不足といった課題が存在する。
これらの課題を克服するため、今回の共同研究では人とAIが協力してタスクを遂行する「協調的Webエージェント」を核とする。東京科学大学の先端的なモデル学習技術と、テックタッチが蓄積してきた業務データを組み合わ、非定型業務にも対応可能な自律型AIエージェントの実現を目指す。
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