【アジア】三菱地所子会社 インド支店を設立

三菱地所100%子会社の三菱地所アジア社はインド支店をムンバイに設立した。2025年9月17日に会社登記を完了しており、同年10月以降に営業を開始する予定にしている。インドにおけるさらなる事業展開の起点として、三菱地所グループの総合力を活かした一層の事業拡大を目指す。

三菱地所グループは1970年代より海外事業に取り組み、北米・欧州・アジア・オセアニアの計10の国と地域に現地拠点を設立し事業を推進してきた。インドではチェンナイでのオフィスビル事業を皮切りに、ベンガルール、デリー首都圏、ムンバイにも進出し、オフィス・住宅・物流施設事業の計7物件に参画している。

インドは中間層の拡大や豊富な労働人口を背景に、今後も成長が期待される。都市化やインフラ整備も進展し、オフィス・住宅・物流施設など多様な不動産へのニーズが高まっている。今回のインド支店設立により、地域社会との関係をさらに深めるとともに、既存プロジェクトへの関与強化、新規案件のソーシングチャネル拡大、事業および人材のローカル化を目指す。


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