【アジア】バングラデシュでユーグレナ入りラーメン発売

バングラデシュのTAKUMIは、ユーグレナとeuglena GG(※)と協働し、バングラデシュ・首都ダッカの日本食レストラン「匠-TAKUMI」で、ユーグレナを配合した自家製麺の新メニューの提供を開始した。

今回発売する「ユーグレナ入りラーメン」には、一食あたり約10億個(1,000mg)のユーグレナを配合している。日本の食文化を広めるだけでなく、バングラデシュで高まりつつある健康志向にも対応する。

「匠-TAKUMI」は2022年の開業以来、イスラム教徒が多数を占めるバングラデシュの文化に配慮し、現地で入手できる食材を工夫しながら、本格的な日本の味を再現してきた。現地ではラーメンはまだ馴染みが薄かったが、試行錯誤を重ね、多くの消費者に受け入れられる味を作り上げてきた。その過程では、安定した麺づくりの難しさや、現地スタッフとの文化・習慣の違いなど、多くの課題もあったが、一つひとつ解決しながら成長してきた。

こうした努力の結果、2024年12月にはダッカ市内(Uttara)に2店舗目をオープンし、現在では日本人駐在員や旅行者のみならず、多くのバングラデシュ住民にも支持されるレストランへと成長した。

今回のユーグレナ入り麺の導入は、その歩みの延長線上にある新たな挑戦で、TAKUMIは、今後も日本の食文化を現地に伝えつつ、健康的な食生活の普及に貢献する。


※ euglena GG

ユーグレナと2006年ノーベル平和賞受賞者のムハマド・ユヌス博士が設立したグラミンクリシ財団が運営する現地合弁企業。本社:バングラデシュ


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