【知 識】三井住友信託銀行と九州大学 包括連携協定締結

三井住友信託銀行と九州大学は、社会・地域課題解決に向けた包括連携に関する協定を締結した。

三井住友トラストグループは、「託された未来をひらく」をパーパスとして掲げ、「社会的価値創出と経済的価値創出の両立」を経営の根幹に据え、地域経済の中軸を担う自治体、大学、企業等のステークホルダーとの接点を生かしながら結節点としての役割を果たし、地域のエコシステムを構築していくことを目指している。

九州大学は2030年の目指す姿として「総合知で社会変革を牽引する大学」を掲げ、世界最高水準の研究教育を展開する知のプラットフォームとなり、新たな社会・経済システムを創出するイノベーション・エコシステムの中核となるために、様々な新しい取組を進めている。

今回、両者は様々な社会・地域課題を解決し、九州地域ひいては国内外のあらゆる地域の更なる活性化と持続可能な社会の実現に寄与するために連携していくことが、双方の目指す姿の実現に資するものと判断し、協定を締結した。

三井住友信託銀行はこれまでも、九州大学と地域課題の解決に向けた取り組みを進めてきた。具体的には「九州大学エネルギー研究教育機構」との連携協定締結をはじめ、企業版ふるさと納税を活用した九州大学の研究シーズの事業化支援、そして「九大イノベーションチャレンジファンド」事業への参画などを通して、連携を深めてきた。

三井住友信託銀行は協定締結により、研究シーズの社会実装支援や大学発ベンチャーの起業支援に加え、九州大学の財務基盤の拡大の分野において、グループの機能及びネットワークを活用し、九州大学の活動を支援することで、産学連携による地域の活性化を推進する。


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