【流 通】本田技研工業 EV向けの新たな充電ネットワークサービスの提供開始

本田技研工業は新型軽乗用EV(電気自動車)「N-ONE e:(エヌワン イー)」の発売に合わせて、EV向けの新たな充電ネットワークサービス「Honda Charge(ホンダチャージ)」の提供を開始した。

EVの普及に向けて、充電時の操作や手間を減らすことで、充電待機時間に関するストレスを軽減するサービスが求められている。Honda Chargeは、CHAdeMO規格(※1)に準拠したものとしては日本初となるEVと充電器の自動認証を行うプラグアンドチャージ(※2)システム(※3)と、専用のスマートフォンアプリで充電器の検索から予約、充電状態の管理や決済までを行うシステムからなる、新たな充電ネットワークサービスで、簡単、便利で、使いやすい、シームレスな充電体験をお客様に提案する。

さらに充電インフラの整備については、Honda Chargeに対応した充電器を全国のHonda Carsや商業施設などを中心に、2030年までに数千口規模へと拡大していく。

協業先であるプラゴとは、EVに充電プラグを差し込むだけで充電と決済ができるシステムの共同開発契約を2024年8月に、また公共充電ネットワークの拡大に関する業務提携契約を2024年10月にそれぞれ締結し、実用化に向けた準備を進めてきた。

これらによりEVの普及促進とカーボンニュートラルの実現に向けた環境整備を、さらに加速させる。

※1 CHAdeMO規格

EV用の急速充電規格の国際標準の一つ。コネクターの規格や充電方法、通信方法をCHAdeMO協議会で制定し、認証を行っている

※2 プラグアンドチャージ

車両に充電プラグを差し込むだけで、自動で認証・充電・決済が行われる機能

※3 プラグアンドチャージシステム

Hondaとプラゴは、CHAdeMO規格に準拠した日本初のプラグアンドチャージシステムを共同開発した。プラグアンドチャージの認証は、プラゴが提供するサービス「& GO」を導入している


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