【流 通】日立システムズ 兵庫県の水道事業体と連携 水道管の劣化状態分析を実施
日立システムズは兵庫県内の水道事業体と連携して、「CYDEEN 劣化要因分析支援サービス」を活用して水道管の劣化状態をAIで分析する実証実験を2025年1〜3月に実施した。具体的には、複数の水道事業体が持つ水道管の管種や敷設年度などの諸元データや漏水履歴をはじめとした各種データをもとに、「CYDEEN 劣化要因分析支援サービス」を用いて水道管の劣化要因と漏水発生の可能性をAIで分析した。
その結果、水道管の劣化要因が敷設年度だけでなく、管種、管路延長、水圧、地盤などとの複合要因であることを確認するとともに、さまざまな要因に基づいた漏水発生リスクのある水道管を抽出した。
これにより水道事業体は、限られた人員・予算の中で、漏水発生リスクの高い水道管から優先順位をつけて水道管の更新を計画できるため、より効果的、効率的な水道管の更新が可能となり、さらなる水の安定供給を実現できる。
この結果をもとに、日立システムズは今後、「CYDEEN 劣化要因分析支援サービス」による水道管更新作業をはじめとした水道事業体の業務の高度化、効率化に貢献する。
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