【流 通】TOPPAN 空いているセルフレジを検知し知らせるシステムの提供開始
TOPPANは、スーパーマーケットや量販店などで、空いているセルフレジを天井カメラで自動検知し、サイネージを用いて空き情報を利用客に知らせるシステム「レジみえ〜る(TM)」の提供を開始した。「レジみえ〜る(TM)」を活用することで、セルフレジの案内スタッフの業務負荷を低減し、小売業の人手不足を解消する。
なお「レジみえ〜る(TM)」の提供開始に先立ち、2024年7月よりイオン九州が運営する複数店舗に導入し、効果検証を実施した。
近年の人手不足や人件費の高騰に伴い、全国のスーパーマーケットにおいて37.9%(※)の企業がセルフレジを設置するなど、省人化への取り組みが進んでいる。
しかし、レジ袋の購入有無やレシート有無の選択など操作が多岐にわたること、セルフレジの機種毎に操作方法が異なること、決済手段が多様化していることなどから、利用客が操作に戸惑い、常にレジ案内スタッフが必要になるといった、新たな課題も顕在化している。こうした状況を踏まえ、レジ周辺オペレーションを改善し、スタッフの最適配置が求められている。
TOPPANは、AI接客、商談支援サイネージ、多言語翻訳などをはじめ、店舗運用業務と、買い物体験のDXを支援する、店舗DXソリューションを多くの小売店に提供してきた。今回、そのノウハウを元に、空いているセルフレジを自動検知し利用客に知らせるサービス「レジみえ〜る(TM)」を開発した。このサービスによりレジ案内スタッフの業務を効率化し、人手不足を解消するとともに、利用客の買い物体験の向上に貢献する。
※ 全国スーパーマーケット協会、日本スーパーマーケット協会、オール日本スーパーマーケット協会「2024 年 スーパーマーケット年次統計調査 報告書」
・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です
0コメント