【流 通】積水化学工業 排水配管の芯ずれの微調整に最適な『耐火Sソケット』発売

積水化学工業環境・ライフラインカンパニーは、建物用耐火性硬質塩化ビニル管・継手『耐火VPパイプ・耐火DV継手』において、排水配管の芯ずれの微調整に最適な『耐火Sソケット』を2025年8月1日より新たにラインアップする。

現在、首都圏を中心にバブル期前後に建てられたオフィスビルやマンションが築後30年を経過し改修期を迎えているが、少子高齢化による労働人口減により、これまで以上に「短工期」・「省施工」「易施工」が求められている。建物の整備を着実に進めていくためには、求められる品質を確保しつつ、施工性に優れた配管・技術を導入し、より一層の現場施工の省力化や工期短縮を図る必要がある。

『耐火VPパイプ』は三層構造の塩ビ管で、内外層の硬質ポリ塩化ビニル層と、高温になると大きく膨張し断熱・耐火層を形成する特殊配合の中間層からなる。パイプ同士をつなぐ耐火DV継手にも独自の燃焼遅延配合を採用している。さらに『透明耐火DV継手』と着色接着剤の組み合わせで容易に施工管理できる。

積水化学工業が業界初の建物用耐火性硬質ポリ塩化ビニル管・継手(建物排水・通気用)として発売してから18年が経過し、これまで多くの民間/公共施設の排水通気配管で採用されている。今回、改修現場などでの配管の芯ずれの微調整に最適な『耐火Sソケット』の新たな品揃えにより、さらなる施工性の向上が図ることができる。


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