【知 識】KDDIとローソン オフィス環境に特化した実験店舗を始動
KDDIとローソンは2025年7月、「TAKANAWA GATEWAY CITY」内KDDI本社の社員専用フロアに「ローソン S KDDI高輪本社店」を開店し、オフィス環境に特化した「Real×Tech LAWSON」の実験店舗として運営を開始した。
同店舗では、利用者がKDDI社員に限られる環境を活かし、オフィスで働く人(オフィスワーカー)の生産性の向上などに寄与する利便性や体験価値を提供するコンビニエンスストアの実現に取り組む。店舗内にレジが存在しない実証店舗で、店舗と連携した専用アプリ「オフィスローソンアプリ」を中心に、オフィスワーカーのデータを活用しながら、一人ひとりのニーズに最適化したスマホセントリックな購買体験を提供していく。
「オフィスローソンアプリ」には、レジに並ぶことなく決済が完了するスマホレジを導入するとともに、アプリ上で一人ひとりの購買履歴などをもとにパーソナライズされた商品のレコメンドなどを行う。また配送ロボットがエレベーターなどのファシリティと自動連携し、ローソン店舗の商品をオフィスの執務室内までデリバリーしたり、オフィス内を回遊販売したりすることで、フロアを移動することなく商品の購入が可能になる。
この店舗の利便性や体験価値が高まることにより、オフィスワーカーの生産性やオフィスでの勤務に対する満足度、モチベーションの向上が期待される。KDDIとローソンは、この取り組みを通して、オフィス環境に特化したコンビニエンスストアの構築を目指す。今後、利用者であるKDDI社員の声をもとに使いやすさや利便性を追求し、実験店舗として最先端の技術を積極的に取り入れて検証しながら、他企業のオフィスなどへの展開も目指していく。
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