【物 流】オリックス不動産 大阪北摂地域に「高槻ロジスティックスセンター」竣工
オリックス不動産は大阪府高槻市に、マルチテナント型物流施設「高槻ロジスティクスセンター」が竣工した。
高槻ロジスティックスセンターは名神高速道路「茨木インターチェンジ(IC)」から約7.0kmに位置し、日本の東西を結ぶ交通の大動脈である名神高速を利用した広域配送が可能である。また新名神高速道路「高槻IC」からも約6.5kmで、今後、新名神高速道路が全線開通することにより、さらなる交通利便性の向上が期待される。阪急京都線の特急停車駅「高槻市」駅から約2.1kmと通勤利便性にも恵まれ、入居テナント企業にとっては雇用確保の面でも優位性がある。
建物は鉄骨造4階建て、延床面積63,261.53m2(約19,136.61坪)、1階と3階に直接アクセスが可能なスロープを設け、合計83台が同時接車できるバースを備えている。4階には、入居テナント企業の従業員が、昼食や休憩、デスクワークに利用できるカフェテリアを設けた。また敷地内の別棟には、シャワーブース付きのドライバー休憩室を整備し、施設で働く人やドライバーの職場環境の向上に貢献している。加えて、免震システムや非常用自家発電機の設置など、BCPにも対応した防災配慮設計を採用している。
屋上には太陽光発電設備を設置するほか、天候の影響や夜間など発電量が不足する場合にオリックスより非化石証書付き(トラッキング付き)の電力を供給することで、入居テナント企業へ100%再生可能エネルギー由来の電力を提供する。年間の一次エネルギー消費を実質的にゼロとする『ZEB』の基準も満たしており、テナント企業の環境配慮ニーズに応える。
オリックスグループは東名阪を中心に、52物件の物流施設の投資開発実績を有している。高槻ロジスティックスセンターはこれらの実績を元に、今後も進化するサプライチェーン戦略や、環境に配慮した施設となっている。
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