【流 通】東京大学 画像検索や文章検索で多様な検索を実現する新手法を開発

東京大学大学院情報理工学系研究科の松井勇佑講師は、画像や文章の検索結果の多様性を向上させる新手法「LotusFilter」を開発しました。

従来の検索方式は、検索精度は高いものの、検索結果がどれも似通ってしまう場合があるという課題があった。LotusFilterは、似すぎている結果を非常に高速(0.02ミリ秒/クエリ)に除去することで、多様な検索結果を導き出す。

この手法は検索処理の速度を損なわずに多様性を付与できるため、ECサイトなどの推薦(レコメンド)システムや、生成AIに情報を注入する検索拡張生成(※)など幅広い検索問題に関して、検索結果の品質向上への応用が期待される。


※ 検索拡張生成

生成AIに対し情報を入力するための一般的な方法。自分が保持する知識源に対し検索を実行し、得られた知識を生成AIに入力する


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