【物 流】メディセオ 首都圏~北海道間の鉄道輸送を開始

メディパルホールディングス子会社のメディセオは、同社グループの物流センター間で行われる医薬品の幹線輸送において、首都圏~北海道方面への輸送に「31フィートコンテナ」を活用したモーダルシフトを開始した。

メディセオは2021年より、日本石油輸送、日本貨物鉄道および日本フレートライナーと連携した4社共同プロジェクトにおいて、従来の大型トラック輸送から環境負荷の少ない鉄道コンテナを活用した輸送に取り組んできた。

今回導入する「31フィートコンテナ」は、従来のコンテナと比較して医薬品を大量に輸送することが可能であり、長距離トラックのドライバー不足に対応するとともに、物流コストの削減にも寄与できる。また環境負荷低減にも貢献する点から、同社グループの持続可能な物流に関する取り組みをさらに強化する重要な施策となる。温室効果ガス排出量は、首都圏~東北間と首都圏~関西間の基幹物流において、従来の輸送と比べ約75%、年間換算で約246t-CO2の削減を実現しており、今回の首都圏~北海道間の医薬品輸送のモーダルシフト開始により更なる削減を見込んでいる。

この取り組みを通じて、メディセオではサプライチェーン全体の最適化に貢献する持続可能な流通の構築を目指していく。


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