【流 通】クニエ 「SCMデータインサイト・コンサルティング」の提供開始

クニエは2025年4月3日より、企業のサプライチェーンマネジメント(SCM)向けサービス「SCMデータインサイト・コンサルティング」の提供を開始した。企業のSCMに関する課題を定性/定量の両面から調査・分析し、財務指標やSCMのKPIに影響する「SCM戦略(生産方式や在庫配置など)」、「業務プロセス」、各種の「基準値(リードタイム、ロットサイズ、在庫基準など)」の改善・適正化を支援する。利用する企業は、財務的効果の高いSCMの取り組みを企画・実行することが可能になる。

SCMデータインサイト・コンサルティングは、SCMに関する深い知見と高いデータ分析力を備えるクニエのコンサルタントが、SCM担当者に対するインタビューと受注実績や在庫といったサプライチェーンのビジネスデータを分析し、問題とその原因を特定、解決策を策定する。加えて、財務指標やSCMの業務KPIに対し期待できる効果を予測、評価・検証することで、より実効性の高い取り組みを可能にする。

近年、COVID-19のパンデミック、世界各地で発生している大規模な紛争、大国間の対立などによるサプライチェーンの断絶や、気候変動、人権問題への対応など、サプライチェーンのレジリエンスやサステナビリティの強化、リスクマネジメントなどが求められており、SCMの領域拡大と複雑化が進み、その重要性も高まっている。

こうした状況の中で、SCMを高度化し体制を強化・継続していくためには、取り組みの効果を関連する財務指標や業務KPIとして定量的に把握し改善を重ねる必要がある。また、その定量的な効果を社内に訴求し、プレゼンスを向上させ、さらなる投資に結びつけることが重要となる。そこでクニエは、これまでのさまざまな業種・業態の企業に対するSCM支援の経験と深い知見をもとに、財務指標や業務KPIなどの定量効果の改善にフォーカスした新たなサービスを提供することにした。


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