【流 通】AIで牛の乳量予測が可能な畜産データプラットフォームを構築

広島県、広島大学とBIPROGYは、牛舎内に設置した機器やロボットなどのデータを集約して一元化することで、効率よく効果的な牛舎の環境維持管理を可能にする畜産データプラットフォームを構築し、2025年4月から牛の乳量を予測するAIモデル分析を開始する。

乳牛は気温や湿度、季節の変化や飼料など、さまざまな外的要因でストレスを感じてホルモン分泌量が変化し、乳量や乳脂肪率が低下する。酪農家はアプリを通して1〜2週間先の予測ができることで、乳牛のストレス緩和のための牛舎環境やサプリメントなどの対策が可能となり、乳量や乳脂肪率低下を防ぐことができる。

この事業は、広島県内の酪農場・トムミルクファームを実証フィールドとして、乳量予測モデルの技術検証を実施し、2026年度内の実用化を目指す。


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